仲間と協力して進める「分析」の魅力

REWARDING OF LABORATORY WORK

品質管理部 主任T.N(2020年入社 応用生物学研究科 卒業)

Q1.現在の仕事内容を教えてください

とうもろこし、コーンスターチ、およびその副産物の分析を担当しています。
品質管理部では、製品の分析だけでなく製造工程中のサンプルも分析・評価し、その結果をもとに製造部と連携して迅速な工程調整を行っています。
また、得られたデータを活用して改善活動にも取り組んでおり、より良い品質を目指し各部署と連携しながら日々緊張感を持って業務にあたっています。

Q2.これまでに印象に残っている仕事や苦労した事は何ですか?

入社当初は、見慣れない分析機器の操作や分析手法を習得するのに苦労しました。
製品の合否が自分の分析結果に左右されると思うと、より一層緊張したのを覚えています。
先輩から教わった内容は必ずメモを取り、時間を見つけては自分なりにまとめ直し、一度教えていただいたことは繰り返し聞かなくて済むよう意識していました。
現在は教える立場となり、分析にミスが出ないよう当時の自分の経験を活かして、丁寧かつわかりやすい指導を心がけています。

分析にミスが出ないよう当時の自分の経験を活かして、丁寧かつわかりやすい指導を心がけています。

Q3.加藤化学に応募したきっかけや入社後の印象は何ですか?

大学時代に所属していた研究室が有機化学を専門としていたことから、その知識を活かせる会社で働きたいと思い、応募しました。
入社前は、品質管理部は製品を分析するだけの部署というイメージを持っていましたが、実際には分析結果をもとに改善提案を行ったり、製造部門と連携して対応策を講じたりと、主体的に行動する機会が多いことに驚きました。
現在は各チームに分かれて業務を進めており、役割分担が明確である一方、チーム間のコミュニケーションも活発なため、協力しながら効率的に仕事を進められています。

Q4.どんな人が活躍できそうですか?

スピード感をもって仕事に取り組める方や、一人で分析するだけでなく、周囲と積極的に情報共有しながら業務を進められる方が活躍できると思います。
当社では24時間体制で製造が行われているため、状況の変化にいち早く気づき、迅速に対応する力が求められます。
また、上司や先輩との距離が近く、相談しやすい雰囲気の中で働けるため、入社後も安心してしっかりとした教育を受けることができます。

ある日の1日のスケジュール

8:20 出社

  • 朝礼
  • 分析機器の清掃・点検

9:00 工程分析

  • 製造工程中からサンプリングし分析します。管理値の乖離があれば製造部と連携し調整します。分析項目は製品によって異なりますが、水分、PH、残留硫酸、粘度など多岐にわたります。

12:00 昼食・休憩

  • 社員食堂で食事をとり、自席にて休憩します。午前、午後の作業量に応じて時間は前後します。

13:00 製品分析・PC作業

  • 製品を分析し、規格値を満たしていることを確認します。
  • 分析結果をデータ入力し、顧客別に製品検査表を発行します。

15:00 PC作業・試薬調整

  • 工程分析、製品分析の結果から得られたデータを解析し、工程改善に活かせるようにします。
  • 分析に使用した試薬を調製、補充します。

17:20 退社

  • 試験室内の清掃を行い、翌日の準備をして退社します。

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